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酒井抱一筆 絵手鑑 - 紙本絹本・著色墨画 一帖七十二図  江戸時代(19世紀)

酒井抱一(1761~1828)は、姫路藩主の弟として生まれ、尾形光琳の画風を継承し江戸で新たな展開をみせた江戸琳派を代表する画家。
全72図が画帖の表裏に貼りこまれた本作は、抱一が光琳のみならず、狩野派・土佐派・円山四条派・中国画など幅広い画技を習得していたことを如実に物語る作品。抱一自身による箱書のある内箱、酒井道一(どういつ)(抱一の画風に傾倒し、雨華庵(うげあん)四世を継ぐ)による外箱を備え、装丁(そうてい)も当初のものと考えられる。伊藤若冲の版画帖『玄圃瑤華(げんぽようか)』の図様を取り入れた画や、当時流行していた「古画趣味」を反映した王朝の古典人物、俳画など、おさめられた画はバラエティーに富む。抱一の多彩な魅力がつまった珠玉の画帖である。

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