ぐいのみ作りワークショップのご案内
晩酌のお供に、自分だけのマイぐいのみを作ろう!
ゴールデンウィーク中の5月6日、午前と午後の計2回、陶土をひねってオリジナルの器を作る陶芸体験をお楽しみください。
講師:小山耕一氏(東京竜泉窯)
日本工芸会正会員・日本陶芸美術協会会員。著書に『新陶芸技法』(誠文堂新光社)など。
日時:5月6日(日)10時30分~12時30分/13時30分~16時
会場:静嘉堂文庫美術館講堂
【午前の部】「“鬼は外福は内”のぐいのみ(鬼面盃)を作って箱書をしよう」
鬼面盃(講師作例)
定員:20名
※午前の部の募集は締め切らせていただきました。
時間:10時30分~12時30分(120分)
内容:
鬼面盃は、外側が鬼の顔、お酒を注ぐ内側にはお多福の顔や福の字が描かれためでたい盃で、「鬼は外、福は内」の洒落が込められています。この鬼面盃を、用意した型を使って制作します。陶土を盃の型にはめて、ドライヤーで乾燥させて取り出し、盃の内底に白泥のいっちん盛りで「福」などの文字や模様をつけます。その後、用意した白木の箱に墨で箱書を行っていただきます。
主な工程:
1. 講師による説明と制作実演。
2. 参加者制作(最大2個まで)。型を使った制作となります。施釉・焼成は講師にお任せください。
3. 学芸員による「箱書」レクチャー。
4. 参加者による箱書体験。箱は用意してございます。ご持参いただいた小筆で、箱の蓋に作品タイトルや落款を記します。落款印をお持ちの方はご持参ください。
【午後の部】「志野のぐいのみを作る」
絵志野ぐいのみ(講師作例)
鼠志野ぐいのみ(講師作例)
定員:20名
※午後の部の募集は締め切らせていただきました。
時間:13時30分~16時(150分)
内容:
美濃焼のひとつとして知られる志野(無地志野/絵志野/鼠志野)のぐいのみを作ります。陶土から手回しろくろや手捏ねで自由にぐいのみを成形し、ドライヤーで乾燥後、高台を削り出し、鉄泥で絵付けを行えば「絵志野」、もしくは鉄泥を全体に掛けまわしたのち模様を彫りつければ「鼠志野」となります。
主な工程:
1. 講師による説明と製作実演。
2. 参加者制作(最大2個まで)。施釉・焼成は講師にお任せください。
【注意事項】
※ご参加の方は汚れてもよいタオル、および汚れてもよい服装もしくはエプロン等をご持参ください。
※その他、午前の部にご参加の方は箱書用の小筆と、お持ちの方は落款印をご持参ください。
※参加費は各回1名あたり2,000円となります(別途当日有効の入館券が必要です)。中学生以下のお子様の場合、保護者の方(入館料1,000円を別途頂戴します)の同伴が必要です。
※焼成後、完成した作品は講師より宅配便(着払い)にて発送いたします。ワークショップ当日から発送までおよそ2週間程度お時間をいただきます。