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初春を祝う ―七福うさぎがやってくる!

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静嘉堂創設130周年・新美術館開館記念展Ⅱ

初春(はつはる)を祝う
―七福うさぎがやってくる!

2023/1/2(月・振休)〜2/4(土)

五世大木平藏《木彫彩色御所人形》のうち「宝船曳」 昭和14年(1939)
五世大木平藏《木彫彩色御所人形》のうち「宝船曳」 昭和14年(1939)
横山大観 《日之出》 昭和時代・20世紀
横山大観 《日之出》 昭和時代・20世紀

福をはこぶ七福神と童子たち、兎の冠を戴く総勢58体の御所人形の一大群像は、卯年生まれの岩﨑小彌太(三菱第4代社長、1879-1945)の還暦を祝って、夫人 孝子が京都の人形司・ 丸平大木人形店の五世 大木平藏(おおきへいぞう)(1886-1941)に制作させたものです。衣装や持ち物、乗り物など、すべてが木彫彩色で精巧に仕上げられた本作は、昭和14年(1939年8月、東京麻布の鳥居坂本邸における還暦祝賀会で披露されました。 笑みをたたえた人形たちは、それぞれ小彌太と夫人の姿を写したともいわれる布袋と弁天など七福神を中心に、鯛車(たいぐるま)を曳き、楽器を奏で、あるいは餅をついて、寿ぎの宴をくりひろげています。

「静嘉堂@丸の内」が開館して初めての春を迎える令和5年は、小彌太の還暦から7回りした卯年にあたります。その記念として祝賀の人形たちを展示するとともに、中国・日本の寿ぎの絵画、新春にふさわしい宴の器まで、吉祥性にあふれる作品を一挙公開。新たな人生の船出を祝う御所人形の行列とめでた尽くしの絵画・工芸品とで、東京丸の内で迎える初めての正月を祝います。

会期
2023/1/2(月・振休)〜2/4(土)
休館日
月曜日、1/10(火)
開館時間
10:00 – 17:00 (入館は16:30まで)。
金曜日は18:00 (入館は17:30)まで。
会場
静嘉堂@丸の内 (明治生命館1階)
入館料
一般 1500円
大高生 1000円
障がい者手帳をお持ちの方(同伴者1名〈無料〉を含む) 700円
中学生以下 無料

公式オンラインチケット

※混雑が予想されますので、来館日時指定予約にご協力をお願いします。
※ご予約の無い方は当日ご入場いただけない場合がございます。(無料チケットは除く)

音声ガイド
鈴木麻里さん
ナビゲーター:
鈴木麻里さん
貸出料金:1名様1台 600円(税込)
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