静嘉堂文庫美術館

公益財団法人 静嘉堂 
Seikado Foundation

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眼福―大名家旧蔵、静嘉堂茶道具の粋

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特別展

眼福
―大名家旧蔵、静嘉堂茶道具の粋

2024年9月10日(火)~11月4日(月・振休)

静嘉堂所蔵の茶道具は、三菱第2代社長・岩﨑彌之助(1851~1908)とその嗣子で第4代社長の岩﨑小彌太(1879~1945)の父子二代によって、明治17年(1884)頃から昭和20年(1945)までに蒐集されたものです。現在約1,400件にのぼる茶道具コレクションは、質量ともにすぐれたものとして知られています。

彌之助の茶道具蒐集は刀剣蒐集に次いで早い時期から行われ、明治17年には大名物の唐物茶入、付藻茄子と松本茄子を、明治21年(1888)には仙台藩主伊達家旧蔵の茶道具を一括で求めるなど、好機をのがさない購入によってその骨子が形成されてゆきました。大正期以降は、広い視野で東洋古美術品の拡充を担った嗣子・小彌太が、茶道具の中に大切に伝えられた中国陶磁の名品をとらえ、コレクションに加えてゆきました。小彌太自身も晩年、表千家の12代惺斎宗匠と久田宗也無適斎宗匠に師事し、茶の湯に親しみ、理解を深めました。

本展は静嘉堂文庫美術館が展示ギャラリーを丸の内に移転して初めての、静嘉堂としても8年ぶりの茶道具展となります。将軍家、大名家旧蔵の由緒ある茶入や名碗をはじめ、著名な茶人たちの眼にかなった、格別の名品が一堂に会します。どうぞ心ゆくまでご鑑賞ください。

※会期中、作品の一部に展示替えがございます。

会期
2024年9月10日(火)~11月4日(月・振休) ※会期中一部展示替えあり
休館日
月曜日(ただし9月16日・9月23日・10月14日・11月4日は開館し翌火曜休館予定)
※10月28日(月)はトークフリーデー(関連イベント欄参照)として開館
開館時間
10:00 – 17:00 (土曜日は午後6時閉館、第4水曜日 9月25日、10月23日は午後8時閉館)
※入館は閉館の30分前まで
会場
静嘉堂@丸の内 (明治生命館1階)
入館料
一般 1500円
※お着物の方は一般料金の200円引。他の割引との併用は不可
大高生 1000円
障がい者手帳をお持ちの方(同伴者1名〈無料〉を含む) 700円
中学生以下 無料

公式オンラインチケット

※当日券の販売もございます。
※無料チケットをお持ちの方はご予約不要です。

音声ガイド
小早川秀樹さん
ナビゲーター:小早川秀樹さん
(MC)
貸出料金:1名様1台 600円(税込)
関連イベント

撮影条件
曜変天目(Gallery4)以外、撮影可
*携帯電話・スマートフォン・タブレットのカメラはご使用いただけます。カメラでの撮影はご遠慮ください

超・日本刀入門 revive―鎌倉時代の名刀に学ぶ

Exhibition info展覧会

これまでの展覧会

超・日本刀入門 revive
―鎌倉時代の名刀に学ぶ

2024年6月22日(土)~8月25日(日)

かつて世田谷岡本にて人気を博した「超・日本刀入門」が帰ってきました!

武士の魂と呼ばれた日本刀は、およそ1000年の歴史のなかで、武器として用いられ、美術品として鑑賞されてきました。刀剣ブームがすでに定着した今、「全部同じに見える」「どこを見ればいいのか分からない」なんて今さら言えない・・・、あるいは「カタナの基本を見直したい」という、そんなアナタに贈る入門編です!

丸の内で初の刀剣展となる本展では、館蔵の国宝・重要文化財刀剣9件をはじめとして、「日本刀の黄金時代」と称される鎌倉時代を中心に、平安~南北朝の古名刀を特集します。さらに特別公開として鎌倉時代の仏像の名品、重要文化財「木造十二神将立像」7軀も一堂に会します。

会期
2024年6月22日(土)~8月25日(日)
休館日
月曜日(ただし7月15日・8月12日は開館)、7月16日(火)
※8月13日(火)はトークフリーデー(関連イベント欄参照)として開館
開館時間
10:00 – 17:00 (毎週土曜日は午後6時まで、第3水曜日は午後8時まで)
※入館は閉館の30前まで
会場
静嘉堂@丸の内 (明治生命館1階)
入館料
一般 1500円
大高生 1000円
障がい者手帳をお持ちの方(同伴者1名〈無料〉を含む) 700円
中学生以下 無料

公式オンラインチケット

※当日券の販売もございます。
※無料チケットをお持ちの方はご予約不要です。

コラボ
PCブラウザ&アプリゲーム『刀剣乱舞ONLINE』とのコラボ決定!
刀剣男士 「後家兼光」の等身大パネルが登場。詳細は追ってお知らせいたします。
音声ガイド
福山潤さん
©Ryuji Hashimoto
ナビゲーター:福山潤さん
(声優。「刀剣乱舞ONLINE」 後家兼光役など、多数)
貸出料金:1名様1台 700円(税込)
関連イベント
撮影条件
曜変天目(Gallery2)以外、撮影可
*携帯電話・スマートフォン・タブレットのカメラはご使用いただけます。カメラでの撮影はご遠慮ください

画鬼 河鍋暁斎×鬼才 松浦武四郎―「地獄極楽めぐり図」からリアル武四郎涅槃図まで

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静嘉堂文庫竣工100年 ・ 特別展

画鬼 河鍋暁斎×鬼才 松浦武四郎
「地獄極楽めぐり図」からリアル武四郎涅槃図まで

2024年4月13日(土)~6月9日(日)

絵師・河鍋暁斎(1831~89)と、探検家で好古家、著述家、北海道の名付け親である松浦武四郎(1818~88)は、幕末から明治期を生きたマルチタレントです。二人の交流は明治の初め頃からあり、武四郎は愛玩品を集めた書物『撥雲余興(はつうんよきょう)』(当館蔵)等の挿絵を暁斎らに依頼しています。住いも近く、共に天神を信仰し、情に篤い二人の記念碑的作品は何と言っても「武四郎涅槃図」です。本展では、「武四郎涅槃図」とそこに描かれた、「大首飾り」(当館所蔵)をはじめとした武四郎愛玩の品々(武四郎記念館所蔵品と当館所蔵品)を同じ空間で展示し、「武四郎涅槃図」を立体的に再現します。さらに、武四郎の親友・川喜田石水(1822~79/川喜田家第14代)と実業家で陶芸も能くした川喜田半泥子(1878~1963/川喜田家第16代)、岩﨑小彌太(1879~1945/三菱第四代社長・静嘉堂初代理事長)との縁を紹介します。
幕末明治の多才な二人と、彼らを支えた人々の、古物(文化財)への情熱に思いを馳せる機会となれば幸いです。

会期
2024年4月13日(土)~6月9日(日)
休館日
月曜日、5月7日(火)
※4月29日(月・祝)、4月30日(火・トークフリーデー)、5月6日(月・祝)は開館
開館時間
10:00 – 17:00 (毎週土曜日は午後6時まで、第4水曜日は午後8時まで)
※入館は閉館の30前まで
会場
静嘉堂@丸の内 (明治生命館1階)
入館料
一般 1500円
大高生 1000円
障がい者手帳をお持ちの方(同伴者1名〈無料〉を含む) 700円
中学生以下 無料

公式オンラインチケット

※当日券の販売もございます。
※無料チケットをお持ちの方はご予約不要です。

音声ガイド
富士渕将行さん
ナビゲーター:
富士渕将行さん
貸出料金:1名様1台 600円(税込)
関連イベント

①「鼎談 がいなもん!暁斎と武四郎!」
[日時]4月21日(日)14:00~15:30

②担当学芸員のスライドトーク
[日時]5月4日(土)、5月19日(日)、6月1日(土) いずれも14:00~

③竣工100年記念・静嘉堂文庫(世田谷区岡本)探検!
[日時]4月30日(火)、5月10日(金)、いずれも10:30~、13:30~、15:30~

岩﨑家のお雛さま

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これまでの展覧会

岩﨑家のお雛さま

2024年2月17日(土)~3月31日(日)

三菱第四代社長・岩﨑小彌太(1879~1945)が孝子夫人(1888~1975)のために京都の人形司・丸平大木人形店(丸平)で誂えた「岩﨑家雛人形」。その内裏雛は、白くつややかな丸いお顔が愛らしい稚児雛(ちごびな)です。小彌太の本邸客間を飾った雛人形は戦後散逸しましたが、2018年、当館に揃って寄贈され、里帰りをはたしました。
 本展では、小彌太の還暦を祝し丸平に特注した「木彫彩色御所人形」のほか、丸平文庫が所蔵する岩﨑家旧蔵の御所人形も展示。岩﨑家に伝わった「白綸子地松竹梅鶴模様打掛」(個人蔵)なども初公開いたします。

◎ 国宝《曜変天目(稲葉天目)》も出品いたします。

日本博ロゴ

会期
2024年2月17日(土)~3月31日(日)
休館日
月曜日(ただし、3月4日(月)はトークフリーデーとして開館)
開館時間
10:00 – 17:00 (毎週土曜日は午後6時まで、第4水曜日は午後8時まで)
※入館は閉館の30前まで
会場
静嘉堂@丸の内 (明治生命館1階)
入館料
一般 1500円
大高生 1000円
障がい者手帳をお持ちの方(同伴者1名〈無料〉を含む) 700円
中学生以下 無料

公式オンラインチケット

※当日券の販売もございます。
※無料チケットをお持ちの方はご予約不要です。

相互割引
三井記念美術館にて開催の「三井家のおひなさま 特別展示 丸平文庫所蔵 京のひなかざり」と相互割引を行います。
会期
2024年2月10日(土)~4月7日(日)
会場
三井記念美術館
当館「岩﨑家のお雛さま」半券で「三井家のおひなさま」入館料一般200円引、大高生100円引
「三井家のおひなさま」半券で、当館「岩﨑家のお雛さま」入館料が一般・大高生ともに200円引
他の割引との併用はできません。
音声ガイド
窪田涼子さん
ナビゲーター:
ナレーター 窪田涼子さん
貸出料金:1名様1台 600円(税込)
関連イベント
スライドトーク(定員30名)
[日時]2月25日(日)、3月9日(土)、3月24日(日) 各回11:30~

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ハッピー龍イヤー! 〜絵画・工芸の龍を楽しむ〜

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ハッピー(リュウ)イヤー!
〜絵画・工芸の龍を楽しむ〜

2024年1月2日(火)~2月3日(土)

青花紅彩龍文盤「大清乾隆年製」銘 景徳鎮官窯 清時代・乾隆年間(1736~95)
青花紅彩龍文盤「大清乾隆年製」銘 景徳鎮官窯 清時代・乾隆年間(1736~95)
鈴木松年「群仙図屛風」明治28年(1895)
鈴木松年「群仙図屛風」明治28年(1895)

想像上の動物である「龍」は、古代中国で誕生しました。
天に昇り、雨を降らせるなど様々な力をもつとされ、強さや権力を象徴する龍は、吉祥図様として、東アジアの絵画をはじめ、数多くの工芸品に取り上げられています。
中国の「五行思想」※とも結びついた龍は、四神の中で東方を護る青龍となり、西方の白虎と“玉環”を取り合う図像も多く認められます。これは陽(東方)と陰(西方)のバランスが取れていることを示し、それにちなむ「龍虎図」がよく知られています。鳳凰と組み合わせて皇帝と皇后を象徴した「龍鳳図」、雲を従わせ天空を飛翔する「雲龍図」、波間に姿を現す「龍濤図」など、龍は多彩な姿で表され、人々に愛されてきました。

本展では、重要文化財の橋本雅邦≪龍虎図屏風≫(1895年)をはじめ、龍のモチーフとする作品を幅広いジャンルから集めました。これまで公開される機会が少なかった作品も、ここぞとばかりに登場いたします。
古来人々がその霊力、吉祥を呼ぶ力に願いを込めた「龍」の絵画・工芸品を、2024年・辰年正月の「静嘉堂@丸の内」にて、どうぞお楽しみ下さい!

※古代中国の自然哲学の思想。万物は木・火・土・金・水の五つの元素から成り立ち、それが互いに影響を与えながら天地万物が変化、循環するという考え。

◎ 国宝《曜変天目(稲葉天目)》も出品いたします。

日本博ロゴ

会期
2024年1月2日(火)~2月3日(土)
休館日
月曜日、1月9日(火) ※1月8日(月・祝)/1月29日(月)は開館
開館時間
10:00 – 17:00 (入館は16:30まで)。
金曜日は18:00 (入館は17:30)まで。
会場
静嘉堂@丸の内 (明治生命館1階)
入館料
一般 1500円
大高生 1000円
障がい者手帳をお持ちの方(同伴者1名〈無料〉を含む) 700円
中学生以下 無料

★「辰年生まれ」の方、姓名に「龍・竜・辰・タツ・リュウ」がついている方は、同伴者も含め、本展の入館料を200円割引いたします。
※他の割引との併用はできません。 
※ご入館の際、証明になるものをご提示ください。

公式オンラインチケット

※当日券の販売もございます。
※無料チケットをお持ちの方はご予約不要です。

特別開館日
1月29日(月)はトークフリーデー!

普段ご遠慮いただいている展示室内での会話が自由にできる日として、ご入館いただいた方、どなたも作品を御覧になりながら、ご友人、ご家族とご自由にお話ください。
館内で、学芸員による列品解説を11:00~/14:00~の2回(各回40分)行います。
音声ガイド
遠藤淳さん
ナビゲーター:
声優 遠藤(あつし)さん
貸出料金:1名様1台 600円(税込)

二つの頂 ―宋磁と清朝官窯

Exhibition info展覧会

これまでの展覧会

静嘉堂@丸の内 開館1周年記念特別展

二つの頂
―宋磁と清朝官窯

2023年10月7日(土)~12月17日(日)

青磁鼎形香炉 南宋官窯 南宋時代(12~13世紀)
青磁鼎形香炉 南宋官窯 南宋時代(12~13世紀)
重要美術品 青花臙脂紅龍鳳文瓶 一対 「大清乾隆年製」銘  景徳鎮官窯 清時代・乾隆年間(1736~95)
重要美術品 青花臙脂紅龍鳳文瓶 一対 「大清乾隆年製」銘 
景徳鎮官窯 清時代・乾隆年間(1736~95)

8000年を超える悠久の歴史をもち、陶芸技術の粋を極めた中国陶磁。その歴史上、二つの頂点といえるのが、宋代(960~1279)の陶磁器と清朝(1616~1912)の官窯磁器です。
商工業や各種技術が発達した宋代の中国では、各地で青磁や白磁、黒釉など多種多様で洗練された陶磁器が生み出されました。それらは後世「宋磁」と称えられ、「古典」として現代にまで影響を与え続けています。
また最後の王朝・清朝では、磁器の都・景徳鎮に宮廷用の陶磁器を焼造する政府直営の工房=官窯が設置され、最高の技術と材料をもって皇帝のためのやきものが作られました。
清朝最盛期、康煕・雍正・乾隆の三代(1662~1795)の皇帝たちは、陶磁器への関心が高く、官窯に督陶官が派遣され、技術・意匠の両面で究極ともいうべき作品が次々と生み出されました。
静嘉堂所蔵の清朝官窯磁器には、岩﨑彌之助(三菱第2代社長、1851~1908)が明治20年代という早い段階で蒐集した作品が含まれています。また20世紀初頭には彌之助の嗣子・小彌太(三菱第4代社長、1879~1945)により、日本伝世の宋磁の優品に加え、新出の宋磁や清朝官窯の名品が蒐集され、世界有数の質を誇る中国陶磁コレクションが形成されました。
本展では、南宋官窯をはじめとする静嘉堂の宋磁の名品と、清朝官窯磁器から青花・五彩・粉彩・単色釉の優品を精選し展示します。

会期
2023年10月7日(土)~12月17日(日)
休館日
月曜日、10月10日(火) ※10月9日(月・祝)は開館
開館時間
10:00 – 17:00 (入館は16:30まで)。
金曜日は18:00 (入館は17:30)まで。
会場
静嘉堂@丸の内 (明治生命館1階)
入館料
一般 1500円
大高生 1000円
障がい者手帳をお持ちの方(同伴者1名〈無料〉を含む) 700円
中学生以下 無料

公式オンラインチケット

※当日券の販売もございます。
※無料チケットをお持ちの方はご予約不要です。

音声ガイド
窪田涼子さん
ナビゲーター:
ナレーター 窪田涼子さん
貸出料金:1名様1台 600円(税込)
関連イベント
キュレーターズ・ダイアローグ「中国陶磁の魅力を語る」
[日時]11月12日(日)14時~

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あの世の探検 ―地獄の十王勢ぞろい―

Exhibition info展覧会

これまでの展覧会

あの世の探検
―地獄の十王勢ぞろい―

2023年8月11日(金・祝)~9月24日(日)

重要美術品 「十王図・二使者図」のうち「第十 五道転輪王」 元~明時代 14世紀
重要美術品 「十王図・二使者図」のうち「第十 五道転輪王」 元~明時代 14世紀
「十二霊獣図巻」(部分) 室町時代 16世紀
「十二霊獣図巻」(部分) 室町時代 16世紀

あの世は、どんな世界なのだろう。
人が現世を離れ、冥界に行くと、閻魔大王など10人の大王(地獄の十王)がいて、罪業を裁くと考えられています。そのため、亡くなった方の縁者が十王を供養することによって、その極楽往生を祈ってきました。静嘉堂文庫美術館所蔵の「十王図・二使者図」(中国・元~明時代)は、圧倒的なエネルギーに満ちた作品で、地獄に出向いて救済をする「地蔵菩薩十王図」(高麗時代)と一具で伝来してきた名品です。 本展では静嘉堂文庫美術館の所蔵品の核の一つである仏教美術、中でも、1999年の『仏教の美術』で初公開して以来、揃って展観する機会のなかった、「十王図・二使者図」及び「地蔵菩薩十王図」全13幅を一堂に展観することで、往時の姿をしのびます。
あわせて、近年修復をおえた、日本、中国の仏教絵画などを修理後初公開するほか、江戸絵画の名品、円山応挙筆「江口君図」を、重要文化財「普賢菩薩像」、重要文化財「西行物語」と共に展示することで、「江口君図」の謎に迫ります。
国宝1件、重文2件、重美5件、豪華メンバーでお待ちしています。

※国宝《曜変天目(稲葉天目)》も出品いたします。

会期
2023年8月11日(金・祝)~9月24日(日)
休館日
月曜日、9月19日(火) ※9月18日(月・祝)は開館
開館時間
10:00 – 17:00 (入館は16:30まで)。
金曜日は18:00 (入館は17:30)まで。
会場
静嘉堂@丸の内 (明治生命館1階)
入館料
一般 1500円
大高生 1000円
障がい者手帳をお持ちの方(同伴者1名〈無料〉を含む) 700円
中学生以下 無料

公式オンラインチケット

※当日券の販売もございます。
※無料チケットをお持ちの方はご予約不要です。

音声ガイド
富士渕将行さん
ナビゲーター:
声優 富士渕将行さん
貸出料金:1名様1台 600円(税込)

サムライのおしゃれ―印籠・刀装具・風俗画―

Exhibition info展覧会

これまでの展覧会

サムライのおしゃれ
―印籠・刀装具・風俗画―

2023年6月17日(土)~7月30日(日)

柴田是真 「刀装具蒔絵印籠」 江戸時代・19世紀
柴田是真 「刀装具蒔絵印籠」 江戸時代・19世紀
重要文化財 「四条河原遊楽図屏風」(左隻) 江戸時代・17世紀
重要文化財 「四条河原遊楽図屏風」 江戸時代・17世紀

静嘉堂で新発見!瓦版
静嘉堂で新発見!瓦版はこちら

静嘉堂文庫美術館のコレクションには、武家文化の日常生活の中ではぐくまれたサムライの装身具である刀装具、提げ物の印籠根付の優品が豊富です。こうした近世の美術工芸品は、海外では浮世絵と同じく日本を代表する美術品として高く評価され、明治期以降、ネクタイピンやカフスボタンのようなおしゃれな品として、世界中の愛好家に愛玩、蒐集されてきました。本展では、こうしたいわば“サムライのおしゃれ”を御覧いただくとともに、おしゃれな江戸時代の人々の様子を活き活きと描いた、近世初期風俗画なども併せてご紹介いたします。
また、このたび静嘉堂で発見された、岩﨑彌之助の義父・後藤象二郎が1868年に英国ビクトリア女王から拝領したサーベルを初公開いたします。

※国宝《曜変天目(稲葉天目)》も出品いたします。

会期
2023年6月17日(土)~7月30日(日)
休館日
月曜日、7月18日(火)(7月17日(祝)は開館)
開館時間
10:00 – 17:00 (入館は16:30まで)。
金曜日は18:00 (入館は17:30)まで。
会場
静嘉堂@丸の内 (明治生命館1階)
入館料
一般 1500円
大高生 1000円
障がい者手帳をお持ちの方(同伴者1名〈無料〉を含む) 700円
中学生以下 無料

公式オンラインチケット

※当日券の販売もございます。
※無料チケットをお持ちの方はご予約不要です。

音声ガイド
盆子原康さん
ナビゲーター:
声優 盆子原康さん
貸出料金:1名様1台 600円(税込)

明治美術狂想曲

Exhibition info展覧会

これまでの展覧会

特別展

明治美術狂想曲

2023年4月8日(土)~6月4日(日)
[前期]4/8(土) ~ 5/7(日)
[後期]5/10(水) ~ 6/4(日)

重要文化財 橋本雅邦「龍虎図屛風」明治28年(1895)、絹本着色
重要文化財 橋本雅邦「龍虎図屛風」明治28年(1895)、絹本着色
渡辺省亭原画 濤川惣助「七宝四季花卉図瓶」明治時代 19~20世紀、七宝
渡辺省亭原画 濤川惣助「七宝四季花卉図瓶」明治時代 19~20世紀、七宝

江戸幕府が倒れ、西洋文明が流入した明治時代は「美術」が産声を上げた時代でした。
政治体制・身分制の改革、西洋風の建築やファッションの普及など、社会の面でも、文化の面でも、人々の生活と意識に大きな変化がもたらされました。
「美術」という言葉が誕生し、博覧会が開催され、美術館が初めて設置されたのもこの時代です。油彩画が普及し、欧米好みの華麗な工芸品が輸出され、博覧会では絵画や彫刻が並びました。社会全体が西洋化する一方、古美術品の再評価や保護、日本美術史の編纂も、明治時代の重要な出来事です。

本展では、現代の「美術」につながる諸制度・文化が生まれた明治時代を立脚点として、静嘉堂のコレクションを展観します。初めて重要文化財に指定された近代美術の一つである橋本雅邦「龍虎図屛風」、論争を巻き起こした黒田清輝「裸体婦人像」など、岩﨑家とゆかりが深く、当時としてはセンセーショナル、しかし現代でも色あせない明治美術の魅力をお楽しみください。

※国宝《曜変天目(稲葉天目)》も出品いたします。

会期
2023年4月8日(土)~6月4日(日)
[前期]4/8(土) ~ 5/7(日)
[後期]5/10(水) ~ 6/4(日)
休館日
月曜日、5月9日(火)
開館時間
10:00 – 17:00 (入館は16:30まで)。
金曜日は18:00 (入館は17:30)まで。
会場
静嘉堂@丸の内 (明治生命館1階)
入館料
一般 1500円
大高生 1000円
障がい者手帳をお持ちの方(同伴者1名〈無料〉を含む) 700円
中学生以下 無料

公式オンラインチケット

※来館日時指定予約にご協力をお願いします。
※ご予約の無い方は当日ご入場いただけない場合がございます。(無料チケットは除く)

音声ガイド
鳥海浩輔さん
ナビゲーター:
声優 鳥海浩輔さん
貸出料金:1名様1台 600円(税込)

お雛さま―岩﨑小彌太邸へようこそ

Exhibition info展覧会

これまでの展覧会

静嘉堂創設130周年・新美術館開館記念展Ⅲ

お雛さま
―岩﨑小彌太邸へようこそ

2023年2月18日(土)~3月26日(日)

五世大木平藏《岩﨑家雛人形》のうち「内裏雛」 昭和時代初期(20世紀)
五世大木平藏《岩﨑家雛人形》のうち「内裏雛」 昭和時代初期(20世紀)
「鳥居坂本邸 客間に飾られた岩﨑家雛人形」(昭和初期 20世紀)
「鳥居坂本邸 客間に飾られた岩﨑家雛人形」(昭和初期 20世紀)

岩﨑家の雛祭りへようこそ。
小彌太夫妻の芸術文化への造詣の深さを象徴する作品の一つに岩﨑家のお雛さまがあります。このお雛さまは、岩﨑小彌太が孝子夫人のために、京都の人形司に特注したといわれる昭和初期の愛くるしい童子形の名品で、昭和4年(1929)に竣工した小彌太の麻布鳥居坂本邸(現:港区六本木、国際文化会館)の客間で披露されていたことが写真によって分かります。

本展では、昭和9年竣工の明治生命館内の静嘉堂文庫美術館(静嘉堂@丸の内)で、鳥居坂本邸の雛人形段飾りの背景に立つ高さ3mの川端玉章筆「墨梅図屏風」(初公開)とともに岩﨑家のお雛さまをご覧いただきます。あわせて、小彌太夫妻の日本画の師でもあった前田青邨が描いた、玄関の衝立やダイニングルームなどに飾った大作ほか、邸内で愛でられた品々で皆様をお迎えします。小彌太邸の雛祭りをお楽しみ下さい。

※国宝《曜変天目(稲葉天目)》も出品いたします。

日本博バナー

会期
2023年2月18日(土)~3月26日(日)
休館日
月曜日
開館時間
10:00 – 17:00 (入館は16:30まで)。
金曜日は18:00 (入館は17:30)まで。
会場
静嘉堂@丸の内 (明治生命館1階)
入館料
一般 1500円
大高生 1000円
障がい者手帳をお持ちの方(同伴者1名〈無料〉を含む) 700円
中学生以下 無料

公式オンラインチケット

※混雑が予想されますので、来館日時指定予約にご協力をお願いします。
※ご予約の無い方は当日ご入場いただけない場合がございます。(無料チケットは除く)

音声ガイド
窪田等さん
ナビゲーター:
窪田等さん
※八千草薫さんのご案内もあります(2019年1月収録)
貸出料金:1名様1台 600円(税込)
イベント
ミュージアム雅楽コンサート 宮田まゆみ―匏竹のたわむれ
[日時]2月25日(土)18:00開演

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