公益財団法人静嘉堂は、開館30周年を迎える 2022(令和 4)年に、東京丸の内の明治生命館1階に美術館の展示ギャラリーを移転いたします。
移転施設は美術館の展示ギャラリーのみで、美術品の保管管理・研究閲覧業務、並びに静嘉堂文庫 (書庫)、敷地・庭園の管理業務は、現在の世田谷区岡本にて 継続して行ってまいります。
移転先の明治生命館は、1934 (昭和 9)年竣工。古典主義様式のオフィスビルの最高峰として、昭和の建築物では初めて国の重要文化財に指定されました。皇居お濠端の日本を代表する歴史的建造物の中で、静嘉堂の名品をご覧いただけるようになります。
いよいよ旅立ちです。
この30年間の皆様の温かいご支援に心より感謝申し上げますとともに、移転後も皆様に足を運んでいただけるよう、一層の研鑽を重ねて参ります。どうぞ引続きご支援、ご愛顧のほど、よろしくお願い申し上げます。
2022年に丸の内でお目に掛かりましょう。